ちょいと残念な日本の働き方の特徴と注意点

この記事では、法律や労務のことについては解説しません。

また、就労サービスの紹介なども一切ありません。

リアルな日本の実情をお伝えし、日本で働くことについての全体像を理解してもらうことが目的です。

ただし、私の主観に基づくので、必ずしも正しいとは限りません。

あくまでも考え方の1つとして参考にしてください。

トピック

  • 日本人は外国人が嫌いなのか?
  • 日本における海外労働者の需要は?
  • 英語ができたら日本で働ける?
  • 求められる日本語のレベルは?
  • 日本の一般的な働き方と注意点

結論

  • 日本で働く海外出身者は増え続けている。
  • 東京にはチャンスが多くある。
  • 海外出身者を歓迎する好待遇な仕事は外資系に集中している。
  • 日本の慣習的な働き方は欧米や欧州と大きく異なる。
  • 多くの日本企業は英語が話せる人材を求めているが、一定の日本語能力も必要。
  • 結局、学歴やスキルの高さと出身国で判断されがち。

日本人は外国人が嫌いなのか?

半分本当。

日本人が外国人を嫌う、あるいは避ける理由は大きく2つあると思う。

1.単純に、マナーの悪い移住者が増加しており困っている

2.外国人が珍しいので警戒している

1.について。

日本は秩序と調和を重んじる国なので、ルールを乱す者に厳しい。日本が治安の良い国である理由の一つも、不必要に感情的にならないことを重んじたり、利己的な言動への厳しい見方があるからだ。

日本で外国人移住者が問題になっているのは、例えばこんなこと。

  • ゴミ出しのルールを守らない
  • 勝手に他人のゴミを持ち帰る
    (これは、金目のものを漁ることが目的)
  • 窃盗
    (最近多いのがケーブルや車のパーツ。日本は治安の良い国であるという認識が日本人の中でも非常に強くあるため、防犯に関してはザルなことが多く、そこを狙われるケースが多発している)
  • 騒音
  • 公共サービスの違法利用
  • 労働ルールを守らない

これらが外国人に対する厳しい視線の要因の1つとなっている。

All of these factors combined have led to a much harsher spotlight on foreigners in general.

基本的に、日本人はルールとは必ず守るべきものという認識を強く持っている。だから、守られないことを前提とした対策がなされていない部分が多い。

というか、守らない人がいると、ただただ「信じられない!!!」という感情になる。日本のインスタやTikTokでも、マナー違反している人の動画を晒してバッシングする投稿はかなり多い。

上記のような問題行動を起こす外国人移住者は、一般的に低賃金の労働者が多い。しかも、彼らは集団生活、集団行動していることが多く、余計に目につく。

つまり、日本人はすべての外国人に対して嫌悪感を抱いているわけではなく、カテゴライズされた特定の層に対して日本から出ていって欲しいと思っている。

日本における海外労働者の需要は?

かなりある。主な理由は以下のとおり。

  • 日本は少子高齢化が急激に進んでおり、労働力不足だから。
  • グローバル化に対応するには日本人だけでは限界があるから。

東京や大阪など大都市圏を除けば、日本はかなり若者の数が少ない。

私は岡山県という地方に住んでいるが、周りはお年寄りばかりである。

例え大都市圏であったとしても、郊外に出れば似たような状況だと思う。

日本人だけで労働力を賄うことは不可能になりつつあり、海外から労働者を雇わざるを得ない。

しかし、日本はまだ海外の安い労働力を求めている段階であるため、高収入の職を得たいのであればそれなりの経験とスキルが必要である(後述)。

また、日本は島国なので良くも悪くも競争精神に欠ける部分がある。おまけに、英語ができる人材も限られている。

そこで、海外事情に通じている人材を雇うことは企業の競争力の底上げにつながるため、海外から人材を募集する企業が増えている。

この場合は安い賃金で雇うことが目的ではなく、スキルのある人材を雇うことが重要視される。

英語ができたら日本で働ける?

残念ながら、No.

これには根深い問題があるが、この記事では簡単に説明する。

まず、日本人の多くは英語が話せない。だからこそ、英語ができる人材を欲しがっている。

しかし、彼らにはもう1つ海外労働者に求める条件があって、それは英語だけでなく日本語もそれなりにできる、ということである。

だって、自分が英語を話せないから。(笑)

これってすごく身勝手だと思うんだけど、これが日本のリアル。

日本で働きたいのであれば、英語だけでなく日本語と、日本人的なコミュニケーションに順応できることが必須だ。

求められる日本語のレベルは?

先ほどの話を踏まえると、多くの企業ではビジネスレベルでの日本語能力を求めると思う。

外資系はそうとも限らないけど、やっぱりできないよりはできた方が有利かな。

日系企業でもかなりグローバル化が進んでいるところはあって、そういう会社では公用語が英語であり、日本人の従業員であっても英語を話さなくてはならない。

だけど、そういう会社はまだまだ日本では少なくて、基本的には日本語が必要だと思ってもらった方が確実かな。

日本の一般的な働き方と注意点

これも、話し出すとキリがないんだけど。(笑) 簡単に共有するね!

  • 日本人は秩序と調和を重んじる
  • 日本人はストレートすぎる反論や批判を嫌う
  • ジョブディスクリプションがめちゃくちゃ曖昧
  • 決断は慎重に、ゆっくりが日本式
  • 根回し文化が濃い
  • 残業する人が多い
  • 成果主義ではなく年功序列

1.日本人は秩序と調和を重んじる

これはすでに述べた通り。

とにかく和を乱すやつに厳しいのが日本人の特徴で、日本以外から来た人にも同じことを求めがち。

2.日本人はストレートすぎる反論や批判を嫌う

日本人って海外から見たら主張が弱いとか、スピード感がないって言われがちなんだけど、確かにそうかもしれない。

というのも、日本語は英語と語順が逆で、普通にしゃべっていると話が長ったらしくなっちゃう。

おまけに、周りの温度感や空気を気にする文化だから、余計に言いたいことがぼんやりしがち。でも、それが日本人的な心地よさなんだよね。

3.ジョブディスクリプションがめちゃくちゃ曖昧

ジョブディスクリプションが曖昧というのもいかにも悪しき日本文化って感じだよ。日本では調和が重んじられるから、指示が曖昧なことが多い。

なぜなら、「言わなくても必要だと思うことをやってくれ」っていう空気が普通だから。

要するに、明確に自分の仕事だと定義されていなくても、ゴミが落ちていることに気が付いたらあなたが拾うべきだし、コピー用紙が切れていたらあなたが補充すべきだし、誰も手を付けていない仕事があったらあなたがやればいいじゃない、ということなんだよね。

やればやるほど素晴らしいっていうのが日本的な発想で、逆に自分の担当はここまでだから後は責任の範囲外だと明確に線引きするのは嫌われることも多い。

言い換えれば、日本で重宝されやすいのは専門性のある成果主義者より、あいまいさを受け入れられる寛容さを持っている人っていうこと。

4.決断は慎重に、ゆっくりが日本式

とにかく意思決定が遅い。

日本が世界での競争力を失っている要因の一つと言ってもいいと思う。

5.根回し文化が濃い

英語で説明するのが難しいけど、簡単に言えば何か提案をする前に事前に関係者の了解を得たり、これから起きることを説明しておくことを「根回し」っていう。

これは別に日本独自の文化ではないと思うし、別に根回しがダメってわけじゃない。ただ、日本はやりすぎなところがある。

意思決定が遅くなりがちなのも、根回し文化が関係しているように思う。

6.残業する人が多い

日本人にとって、残業はごく一般的。

これも変わりつつあるけど、成果主義でない会社だと小遣い稼ぎのためにあまり意味のない残業をしている人らが一定数いる。信じられないと思うけど。

残業するのが一般的だから、会議時間も1時間って決めているのに時間オーバーしたり、意味もなく「1時間」という枠を設定したり、アジェンダと違う話に脱線したり。そういうのがよくある。

時間に対するシビアさが足りないんだろうね。やっぱりこれも島国で競争精神に欠けるって部分に通じていると思う。

7.成果主義ではなく年功序列

段々と企業は成果主義の評価制度にシフトしつつあるけど、未だに年功序列の文化は根強い。

やる気のある若手にとってはかなり息苦しい環境だ。

だって、自分よりパフォーマンスの悪い人らが、長くここで勤めているからという理由だけで自分よりも高い給料をもらっているんだからね。

私の働く会社も基本的には年功序列だよ。

まとめ:日本で就職するチャンスはあるけどハードルは低くない

結局、日本独自の考え方や価値観のせいで、優秀な外国人労働者を迎えることができていないのが事実。

もしあなたが日本で働きたいのであれば、日本語能力と日本的な文化を理解することが何より重要!

まあ、それって日本人のわがままなんだけどね。